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● 定例会合
毎月1回会合を開き、稲の育成状況や害虫や病気の発生状況を報告したり、
今後の活動の方針を決めたりしています。
→写真は、2011年の新米販売に向け、「佐護ツシマヤマネコ米」のパッケージを新しくするため、デザイナーの松野さんと研究会メンバーが話し合っている様子。
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● 生きもの調査
田植えの後、中干しの前後(1回か2回)、収穫前の最低3回、田んぼの生きもの調査を行っています。
第1回目は、「農と自然の研究所」の宇根豊さんに講師に来ていただき、百姓が田んぼの生きものを見ることで、農薬を必要最低限にまで減らすことにもつながるし、米作りにもぐんと広がりが出てくることを学びました。 |
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●水田魚道やビオトープの設置
研究会メンバーの試験田の隣にあった休耕田を、ビオトープに整備し、魚道を設置しました。全てメンバーの手作業!
魚道設置に関してご指導くださった、三橋先生、ありがとうございました。 |
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ビオトープ設置の次の日、早くもたくさんの
ドジョウやフナが上ってきました。
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今ではビオトープの中には藻が繁茂し、メダカやドジョウ、フナなどの魚や
ゲンゴロウ、ヤゴなどの水生昆虫がたくさん生息しています。
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地元、佐護小学校のみなさんとビオトープの生きもの調査をしました。 なんとウナギの子どもも!
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そして、ビオトープに設置した自動撮影カメラに、ついにヤマネコが映りました!
ヤマネコだけではなく、テンや野鳥も映っています。やっぱり水辺は生きものにとって楽園なのですね。
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●地域住民との交流や各種イベントでのPR
地元の子供たちにも、生きものを育む田んぼの大切さを知ってもらおうと、佐護小学校の田んぼの生きもの調査に研究会のメンバーも参加し、交流を図っています。
また、研究会の取り組みを首都圏の方にも知っていただくため、大学の学園祭や動物園のツシマヤマネコ保全に関するイベントなどに出展させていただいております。 |
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●視察・研修 |
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生きものに配慮した米づくりに取り組んでおられる、他の地域の農家の方々と交流をもち、減農薬につながる農法や普及方法などを勉強しています。
2011年度は、滋賀県高島市の「たかしま有機農法研究会」の皆さんを視察させていただきました。
完全無農薬を実現している様々な栽培の工夫やユニークな販売戦略は、とても参考になりました! |
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●ツシマヤマネコを守る会への寄付 |
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佐護ツシマヤマネコ米の売り上げの一部は、NPO法人ツシマヤマネコを守る会に、寄付をしています。 |
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→ツシマヤマネコを守る会の山村辰美会長に
寄付金を手渡す、春日亀隆義会長 |
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